/ 脳卒中 /

脳卒中は大きく分けて
以下の4タイプがあります。

脳の血管が詰まってしまう
【脳梗塞】
脳の血管が詰まりかかる
【一過性脳虚血発作】
脳の血管が破れてしまう
【脳出血】
脳の血管のコブ(動脈瘤)が
破れてしまう
【クモ膜下出血】

いずれも、脳組織の損傷により意識障害、麻痺、感覚障害、構音障害、失語、嚥下障害などを
引き起こします。程度によりますが、重篤な後遺症を残すものから命に関わるものまであります。

[ 脳を健康に保つ生活習慣を
心掛けましょう ]

脳を健康に保つ7つの健康習慣

以下の習慣を守っている程、平均寿命が長いことが明らかになってます。
(1972年米国UCLA ブレスロー博士の研究)

01 十分な睡眠時間を確保している 02 朝食を食べる 03 間食をしない 04 定期的に運動をしている 05 飲酒は適量を守るか飲まない 06 喫煙しない 07 適正体重を維持している
01 十分な睡眠時間を確保している 02 朝食を食べる 03 間食をしない 04 定期的に運動をしている 05 飲酒は適量を守るか飲まない 06 喫煙しない 07 適正体重を維持している

以上の7つを、心掛けて生活しましょう。
また、定期的に健康診断、脳ドックを受けましょう。高血圧、糖尿病、高脂血症、高コレステロール血症など脳卒中発症の
危険を高める疾患が疑われた場合には放置せずに医療機関を受診して下さい。必要があれば治療を開始しましょう。

/ 一過性脳虚血発作 /

ここでは特に皆さまに注意していただきたい一過性脳虚血発作について解説します。
一時的(多くは5〜10分)に手足が動かしづらくなる。言葉が喋りづらくなる。片目が見えなくなる。などの
症状が出た場合には放置せず医療機関を受診して下さい。

めまい

片側の麻痺

呂律が回らない

物を落とす

片目が見えづらい

症状が治っても、放っておくと脳梗塞を発症する危険があり、
早期に診断・治療を行うことで発症を予防出来る可能性が高まります。

[ 脳梗塞の「前触れ」を疑う症状 ]

片側の手足や顔の麻痺

片側の手足や顔のしびれ、感覚の鈍化

呂律が回らない、 言葉が出てこない

人の言うことが理解できない

片側の目が見えなくなる(一過性黒内障)

視野の半分が欠ける

ものが二重(2つ)に見える

ぼーっとする、時間や場所がわからない

めまいがする、ふらつく

左記の症状は突然起こります。持続時間は5~10分程度が多く、 ほとんどは1時間以内に消失します。症状が出た場合には、様子を見ずに出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。